公立入試の国語-+α解説

12行目 自己嫌悪 自分自身をいやだと思うこと。主に自分の言動や、失敗したことなどを悔やみ、それを原因として自分の存在そのものを嫌うことをいう。「嫌悪」は激しく嫌い憎むこと。

13行目 劣等感 自分が、他の人よりも劣っていると思い込むこと。特定の相手と比べて劣っていると感じるときにも使うが、ここでは、いわゆる世間一般の人々の標準よりも劣っていると感じている。

43行目 粗悪 つくりがあらく、粗末で品質が悪い様子。ここでは戦争によって物資が不足し、材料自体の質が悪く粗末であることを指す。

65行目 アイデンティティ 「自己同一性」とも訳される。自分という存在の個性や独自性、自分の意志、判断などの主体性、価値観のこと。また、それらを自覚すること。個人についてだけでなく、組織や集団、民族などについても用いることがある。